2/18(日)に開催した防災について考えるイベント「第3回まなぼうさい」。
IYO夢みらい館で行われたイベントのご紹介最終回は、ハイゼックス炊飯体験とアマチュア無線交信体験です。
<料理研修室>ハイゼックス炊飯体験
ハイゼックスは高密度ポリエチレンの袋で、非常用炊き出し袋として赤十字でも利用されているそうです。
ハイゼックスの良い点は、
・少ない水で調理できる
・鍋のお湯は繰り返し使える
・1つの鍋で違うものが調理できる
・お皿がなくても食べることができる
・火加減を見なくてもよい
・備蓄時にかさばらない
などが考えられます。
料理研修室の外にはハイゼックスを使ったレシピの紹介がずらり。実際に婦人防火クラブ の方が用意してくださった白ご飯、グリーンピースご飯、おかかとちりめんじゃこのご飯、肉じゃがのサンプルも並びました。
ご飯の作り方はいたって簡単!
①米一合+水を袋の印まで入れます。
②空気を出して輪ゴムで固く縛ります。
③沸騰した湯の中に入れ30分煮ます。
お客さまが次々と訪れ、体験に参加していました。ご飯が炊きあがると隣の会議室202へ。
味変にふりかけが3種類用意されていました。
試食された方々からは「初めて食べたけど美味しいです」といった感想を頂きました。
婦人防火クラブ会長の光芳さんにお話を伺いました。(後列左端)
――普段はどういった活動をされていますか?
「コロナ明けであまり活動はできなかったんですが、救命救急の講習、伊予市消防クラブの研修会、新居浜の施設で体験研修を受けました。愛媛県の研修では、能登半島の災害についてや災害時の簡易トイレなど防災に関するお話を聞いたりしました」
23年の4月から伊予市婦人防火クラブに入ったという光芳さん。
「私も初めてで、長年会長をされていた大森さんに教えてもらいながら務めています。婦人防火クラブは地区で1人代表が出るように順番に回って来て、1年か2年の任期で交代していきます」
――順番に交代して、地域の皆さん全体に防火クラブの活動を広めていくということなんですね。
「そうですね。子どもさんが小さかったら大変だとは思うんですが、色々な方に情報を知ってもらえたらと思います」
今回はハイゼックス炊飯体験に100名ほどの方が体験に参加してくださったそうです。
「1人1人に対応するという点では、100名ほどだったので丁寧にできたと思います」
――お客さんからの感想は?
「ご飯美味しかったです!というお声が多かったですね」
<工芸室>アマチュア無線交信体験
日本アマチュア無線連盟愛媛県支部の方にお話を伺いました。
「令和3年3月の法改正で、アマチュア無線を活用した災害情報の収集・伝達など災害復旧時までの通信支援行うことができるようになりました」
「昔は免許のある人しか交信はできませんでしたが、法律が変わり免許がある人が横にいると交信できるようになりましたので、今回はウェルピア伊予をIYO夢みらい館を結んで交信体験を行っています」
来訪時に体験中だったお子さまとお母さまに感想を伺ってみました。
――無線を使ってみてどうでしたか?
お子さま「楽しかった」
――良かったです🥰向こうの声ははっきり聞こえましたか?
お子さま「聞こえた」
――防災イベントに参加されていかがでしたか?
お母さま「普段できない体験や普段乗れない乗り物に乗れるので、この子のためになればと思って来たんですけど、喜んでもらえてちょっとはためになったと思います」
――ウェルピアと両方来てくださったんですね!ありがとうございました。
「第3回まなぼうさい」のレポートはこれにて完結です。
このイベントが参加してくださった皆さまのお役に立てますと幸いです。
「第3回まなぼうさい」その他のレポートは下のリンクからご覧いただけます。
開催しました!「第3回まなぼうさい」(1)避難訓練コンサート
開催しました!「第3回まなぼうさい」(2)防災展示・防災体験