【第4回 伊予市民ミュージカル 『伊予組曲』】その2
伊予市民ミュージカル ・その2、写真でご紹介するのは、幼なじみの成長の物語『クッキー協奏曲(コンチェルト)』の練習の様子です。
脚本・演出の近藤誠二さんインタビュー
2つの物語『プロムナードターン』、『クッキー協奏曲(コンチェルト)』について
脚本・演出の近藤誠二さんにお話を伺いました。
――今回の物語のテーマについて教えてください。
近藤「一般的な市民ミュージカルだったら地域の偉人や伝統を取り上げることが多いと思うんですけど、今回はあえていじめ問題やLGBTQの差別問題といった人権に関わる作品に挑戦します」
――難しいテーマに取り組まれたんですね。
近藤「非常にデリケートな問題だからこそ、市民の皆さんが真心を込めてやることで、演じる方も見る方も自然に地域のことを考えるきっかけになれば。みんながフラットな気持ちになってくれたらいいなという思いで作って来ました」
――伊予市民ミュージカルならではの強みはありますか。
近藤「くしくも小学生から70オーバーのシニアの方までいらっしゃるので、小さな社会がそこにあるのもうまく作用するんじゃないかなと思います」
――9月から始めてみなさんの変化はいかがでしょうか。
近藤「目覚ましい成長ですね。芝居は台詞を覚えて言うだけでなくて、相手の台詞をどう聞いてどう感じるかという心の動きを大事にしてきたんですね。それが皆さん見事に出来てるので。
――そうですね。難しいことを仰っているなぁと思いました。1回目に指摘を受けて2回目に演じる時にみなさんがそれに応えようとされているのが凄いなと思いました。
近藤「そうなんですよ。時間をかけてお稽古をしていく中で、芝居ってそういうもんなんやって根付いていったんかなぁと思います。
小学生だから、とか経験が少ないからではなく、根気強く言い続けてきたことも多少は効果があったのかなと思いましたね」
本番は1/21(日)、IYO夢みらい館の文化ホールにて13時より開場、13時半開演です。どうぞお楽しみに!
【第4回 #伊予市民ミュージカル 『#伊予組曲』】の入場には整理券が必要です。
受付は伊予市役所2F社会教育課(089-982-5155)の電話、窓口、またはチラシ裏面の二次元コードからお申込みください。